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 投稿者:mike  投稿日:2003年 5月28日(水)20時29分46秒
  輪 輪 輪 輪が三つ
唄ってる分には軽やかで
広がり過ぎた 輪が三十

五月雨を眺めた窓際に
声が途切れず手招く仲間 
行かぬ訳にはいかなくて
飛び越えるには水眩し

食事もロクに取る暇がない
目薬つけても 二つじゃ足らず
身体の底から 悲鳴をあげた

眠りの時間を下さいな
手足を貸して下さいな
一つしかないこの身体
叶わぬならば
切って分けてよ お願い だから!



 


フェアウェル・トウ・スプリング

 投稿者:mike  投稿日:2003年 5月17日(土)17時52分0秒
  そろそろ話しかけてみようか
ご主人さまへ 
ね ね 子猫の集会で ね ね

丸まって夢の中にいるご主人さま
起さないように じっと見つめていたら
陽だまりが心地よくて 
待ちきれなくて 瞼が落ちてくる

水分をたっぷり含む雨上がり
小鹿色の土に映えるお家で
パステルのオンパレードを見に行ったのよ

初夏に目覚めたピンクのつつじ
綿雲のようなバイカウツギ
大人びたクレマチス 派手好きのゴデチア
感謝を込めたカーネーション
夕焼けに恋人を慕うガーベラ 

みんな思い思いに お喋りをしている
わたしも夢の続きが見たいよぉ 
あなたが 溢れてくる 
無理やり籠の中に首を入れてみた
でも 夢の世界に入れない

くすぐるのよね 誰か
はみ出している手足に掌の感触
わたしの肉球を撫でるのは うふっ
お目覚めの ご主人さま





 
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白イ夜

 投稿者:志摩雪貴  投稿日:2003年 5月14日(水)22時28分45秒
 

例えば、滑稽なあらゆる傷とこの掛け値無しのことばとを、取り違え、
例えば、卑屈になってゆくだけの重みと飛び上がったしなやかな願いの矛先を、
抗うままに、逸らしたら
わたしといくつものわたしを燃やし、またたく祈りの家と
まだやわらかさと、あたたかさを残すあなたを遺し
旅立った、とすれば



錆びついた声が、私をなだめ
憤りを撒き散らしたフロアに影を差した飛沫で
こけてしまったわたしの頬と、膨れきったあなたの頭を撫でるよう、に



狂気を湛えたひとみを、わたしは決して愛せずに
狂気に震えた瞳孔を、まだ顰めることも出来ずに
わたしだけが、


此処に遺されたわけではない
了解、解ってる。ちゃんと解っている。から



髪を振り乱し、白いうなじを曝し、
凍った屋根の上で、星を待てば
あなたは此処へ舞い戻るだろうか
あなただけが、



其処へいってしまったのではない
大丈夫。解ってる。ちゃんと解っている。けど



どれほどの距離と、時間を惨めと呼べば善い?
やわらかくふやけたわたしにも、まだ
ひかりとくらがりの違いくらい解る
息を詰まらせ、嚥下し、必至で泳いだ、シーツの中
噛み切った唇のおちてゆく音と、あなたがわたしに歩み寄る、その声
とが、
渇いた睫の上で、重なっては、濁る。
 
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calling

 投稿者:志摩雪貴  投稿日:2003年 5月 7日(水)20時27分3秒
 

コール無責任と、酷く自虐的な声で
優しさにまみれたはがねと胸の肌蹴たずさんな躯
を、傷つけて馴れ合ってまた突き放す



腐dh具腐Hプ@vg雨bj腐家hwひぃひヒjr儀H(y八y八  コール
餓える「日jbhッ成w90浮くヰ汚hjkjbvklンKえ90  コール
jgフィ風上ぐぅ@g:@gh@ry89y腐Hぎゃsftfy   c a l l
H具不j場:@亜Hヂヒbghティ尾h日:H(@稗r費ヒヒsjj    「呼声」



なじって。×××冷たい泡と、扇風機のプロペラで侵されたフローリング
と、鼻歌で揉み消した煙草の煙と苦いおもひで。遠くから忍び寄って「残光」は
慣れた刺激と、睡魔と。格闘と逃避、にんげんと金魚。テーブルの上で鈍く瞬く


繰り返して、コール
鳴り響いて、卑屈になるのだけは得意で
コール
情け、ないね。ね。何処いく。の
呼んでね
強いのも弱いのもみんなあなたなので、
私ははやく眠りたいだけ

あなたが目を逸らした分だけ私も目を逸らして逸らしてあなた
が、あなたが目を逸らした分だけ私も目を逸らして逸らしてあ
なたが、あなたが目を逸らした分だけ私も目を逸らして逸らし
てあなたが、あなたが目を逸らした分だけ私も目を逸らして逸
らしてあなたが目を逸らした分だけ優しくなろう

あなたが見逃した分もわたしが捕まえてあげよう
わたしが見殺した分もあなたが救ってくれるよう
 

針。

 投稿者:志摩雪貴  投稿日:2003年 5月 7日(水)20時02分15秒
  落つ


まだわたしはこんなにも苛々しているのですか

矛盾・哲学

いまではあなたは」こんなにもゆるやかに

麻酔無しの晩は一際苦しいものがある

微笑みかけるのはわたしのことばと、骨の節

まっかだけれど酷く冷めていて落胆した

まっかだけれど酷く冷めていて落胆した

縫いとめても、排水溝へと

無数に散ったいのちは擦り抜けてしまって

また冷めてしまって、今度は白くなった
 
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光と水

 投稿者:mike  投稿日:2003年 5月 8日(木)03時02分30秒
  ただ存在するだけで、愛される人がいる
それほどの愛の賛美を聞いたことがない
爪先から髪の毛の一本も見逃さずに
あなたは唯一彼女を愛でる
あなたの甘露な囁きは 彼女にうるおいを与え
手紙の文字さえ 指が痺れるまでなぞるその仕種

蕩ける様に わたしは瞼の奥に描いてみた

これほど愛する人がいても 生きる意味に頭をもたげるのね
この世が崩壊し、朽ちていることを嘆き
もういいと叫びたくなるほど哀しい地球の蠢きを
変えられぬ宿命と重ね合わせ 世を侮蔑する
確かに 傲慢な人の顔をした悪魔はこの世に潜んでいる

わかるわ わかるけれど
ねえ 人間として生命が受身で誕生し 
お乳を与えられ歩行し 考える能力を育まれた道筋は
自分の力では得る事はできない
ひたすら 愛らしく無垢の赤子でいられたが為に
愛情の溢れた人達に囲まれ生きてきた

あなたも独りで生きてきた訳じゃない
親はなくとも子は育つ でも一人で育ってきた訳じゃない
彼女も人の子 そこまでは誰も変わらないわ

それから 沢山の修羅を潜ったでしょう
あなたに出遭うまで 湖を幾つも作るほど
涙を流したに違いない
ある時代を懸命に生きてきた 急な坂道も汗を流してね 
足元にある小さな幸を見つけては 喜びの水を飲み干し
空にゆったりと流れる雲に安堵しては
焦らず 生きる力を蓄えていたから
今の姿が形作られ 輝いてみえるのでしょう

そうすると この世も捨てたものじゃないわ
あなたと違う光をずっと見つめてきたのよね
いえ あなたが気づいていないだけ その光を
選べずにここまできたのではなく 
選ぶ機会を 見逃しているのかもしれない

自らの道は人に頼るのではなく 自ら拓いて行くの
いつまでも世間の風に甘えていてはいけないわ
してくれないのではなく していないことがまだある

名前なんてなくともその人の歴史は 顔に刻まれる
男女性別も血液型も 既に在るものが
運命を切り開くのに何の障害があるというの

それを活かしなさい
迷うことは誰でもあるわ 人間だものいいじゃない
そして 彼女の手を離さずに 
果てしなく続く道を 怖じ気ずに

心の眼を開いてごらん 
道は一つではない筈 気がつけばいいのに
三叉路にも五叉路にも梢が伸びていることを
 
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ガリヤー

 投稿者:mike  投稿日:2003年 4月23日(水)14時28分27秒
  一粒の種を拾った

姿は半透明でガリヤーという名の種を

他の人には笑顔みせるわ 明るくね

わたしには解る 背中に孤独と渇きを抱え

夜も更けたころ眠る前に

種は囁く 水を注いでおくれと 

いつも誰かの愛を求めているって


私が触れた途端に元気になるって本当かしら

びりりと閃光が走るのかしら

インスピレーション湧いてくるのかしら


ガリヤー いつも美女に囲まれて

ガリヤー あなたは愛を語っていたじゃない

ガリヤー わたしなどいなくても充たされている


お幸せそうで安心 なのにちくちくせつない侘びしくて

春風が教えてくれた 待っていても来ないよと

半透明なあなたは一歩も動かずに

見かけたって近寄らず 見ぬ振りをして

羨ましかった 傍にいられる人達が


そうだ 健忘症になってみよう 

ほらね しまいには桜の樹の蔭にいたことも

遠くで笑っているガリヤーの顔も翳んで来た

脳裏の記憶が本当に消そうと悪戯をはじめる

星屑を若草一面に蒔き そこらの種もまとめて 

シャアシャア掃除をはじめたら

朧月夜に照らされた一つの種が 突然プラチナ色に輝いた

もうすぐで 見失うところだった


ガリヤー 淋しさをこの手でつつみ

ガリヤー 潤いを与えて見続けるから

ガリヤー わたしの前で育って欲しい

三度目の桜は散ってしまったけれど

地に根を生やし 北風に負けない大樹になれる

四度目の春にはこの丘で


 

無題。

 投稿者:志摩雪貴  投稿日:2003年 4月22日(火)21時38分16秒
 




目を閉じる、目を閉じる、目を閉じる、目を閉じる、永遠の中の一握りの隙間に

熱い喉に砂を流して、限りない愛と、放棄された孤独で出来た城壁を攀じ登る

引き攣った醜い翳りも、満たしてしまえる、だから此処にいてと願いは過去へ

弛みきった思いは何処へ?思い出されるたびに彩度を鈍くする痛みに鮮やかなあかを

意味を主張することばだけをカウントする十本の指、そんなもの振り切ってしまって

意味を撹乱する呪文が在れば?許可された嘘と、畏怖を貼られた現の映像を再現できる

意味を超えて、清らかな抽象画のようなあなたの牙と、その横顔は、飾られてはいけない

頭の天辺から、足の先まで、通っている血潮や、乱れなく並べられた肋骨の間にも

髪を刈る鎌と、あらゆる執着を断ち切るピストルを求めるなら、あなたへ託そう

だから手を引いておいで、カッターも、鋏も、全てあなたの掃き溜めに投げ捨てるから

瞬きで進化する距離、くらやみで踊らされる距離、計り知れない距離、線。

余りにまともに出来た茶番劇と狂気、哀しいくらいに愛された証拠、「此処へ」

官能のことばと、汚された私の部屋、全て盗まれたあとのあなたの部屋、外へ外から、

足を失った馬に必要とされた処刑と、それと同じくらい甘い恋、怯えないで私の心・・・・

うろたえた醜さで、完璧に飾られた顔さえ、こんなに隠されてしまうものだろうか

望まないで望んで望みなさい望まないで望まないで」「背骨を走る螺旋に触れて」

望むな、誰も残酷で在る筈がないから、或いは急いで此処へ、其れとも此処へ

あなたにも私にも選択肢を用意してくれる隙間は、ないの、だから速く、速く

運動靴の下へ隠しておいた、ナイフもあなたに捧げよう、画鋲も、みんな

だから、手を引いて此処に来て。全てあなたの胸に残してゆくから。

目を閉じて、速く。早く。此処へ来て此処に居て。もう私が消えてしまった痕の、此処に。







 
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ラヂヲ

 投稿者:志摩雪貴  投稿日:2003年 4月16日(水)21時41分13秒
 


ラ ヂ ヲ


ぱちん、ぱちん、ぱち、ん
私の胸や腕の要所要所に繋がれた回線を
切断してしまうひとがいる
私はまた、それが終わると、蝶々結びで
受信を復興する
深夜、私の元へ届くであろう
声に
少し怯え、くすぐったい苦笑に
泣きたくなる
私の線をまた切ろうと、
鋏を持ち出す人は
絶えない



ラ ヂ ヲ



あなたが、
囁くように唄った声は、
此方に、
こんなに鮮明に届けられるのに
私が幾ら、
喉を嗄らしても
あなたの元へは
私の声は
届かない
アンテナを立てるの・・・・・



この部屋には常にノイジーな焦りと
あなたの丸い声しか
届かない
だからよりどころとして
いたいのに



せめて、葉書の一枚ほどは
お贈りしようと思うのに
書き始めてすぐ、筆が止まってしまい
また、
あなたの居場所も私は知らない





私から切る、

あなたの声を、
今度は、
耳元で、
聴きたくて
仕様がないのです







、ぱちん










切断・・・・・・・・・
 

愛。

 投稿者:志摩雪貴  投稿日:2003年 4月10日(木)19時17分35秒
 
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私が呼び寄せた雨雲
あなたが遮った御日様
愛しさに恐慌する姿
空っぽのあらゆる口から注がれる熱は
散漫に散ってゆく




白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く白く黒く白く白く。




ト_?8_Mル__・yサ剰ァ_躍遥^_:_hzW 鬚__咾\解鰯」ルッよエm_賜Kゥ]!オ_Y?Dm蜑熈ロ@__ノZ_・~チモNウ痔「_・6?_-ナム_?_A耜ラTe$ハS・?_蒙cZ_WヤTオ_~aケ_ゥフ「ヌヒ_S慍$Rケ?_ワ2?_Q_ヌ_ソ」&?/巌ォムl9_GIo__r_?#]ス_ms?_Q・Eロ シエ? ネa?.ィャネS?_?*サ捶 2゙_j垢袤髫・セ_ヒ恒_Kモユ楚ヤ鮗_ェDy[aO_ネ_?8vケ_Kキh@_ゥ?_j・整?_珥菜窟_ケ_素彗0F_好きにすれば善い。。。。



愛しい
愛しい
愛しい       <誰も何も破壊しないの。私もだれも再生しないの。
愛しい
愛しいい



なんにも、
なく、
ぽっかり、
難解で単純で、
白く、
ただ、
見渡す限りで、
わたしが引き摺った痕と
あなたが引き摺られた痕だけ
すこし苦い
くろ


 
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